瀞八丁
和歌山県に住みながら、一度も訪れた事のなかった 【瀞峡】に行ってきました。
志古のウオータージェット乗り場からの、往復2時間の舟旅です。
志古のある熊野川からの乗船で、【瀞峡】にはいると、その川は北山川と呼ばれていました。
こちらの呼び名は、【瀞峡】又は【瀞八丁】とも呼ばれています。
熊野川では、鮎釣りをされている方が大勢おられました。
その横を、申し訳ないのですが・・・
水しぶきをあげてウオータージェットが上流に向かいます。
天然のクーラーで船室にはクーラーがありませんでしたが、とても涼しかったです。
【瀞峡】に入りますと、とうとうと流れると言うのはこういうことかしら?
ゆったりと流れる緑色の水面、豪雨と急流により削られた深い渓谷が迫ってきます。
国の特別名勝および天然記念物だそうです。
それにしても、北山川の水量の豊富なのには驚かされます。
雨の多い大台ケ原からも流れていると聞き納得です。
たまには、和歌山県の名勝地に行ってみるのも良いと思いました。
*瀞八丁(瀞峡)と言うのは山・岩・水いづれも群を抜いた美しさが、
口八丁・手八丁の語から引用されたらしい。
古文書では、【どろ】と書き【泥】と当て字も書いていますが、
明治初期水溜りの最も深い処を意味して瀞と改められたようです。